こんにちは、行政書士のKです。この仕事をしていると、中小企業経営者や個人事業主の方とお話をする機会が多いのですが、特にここ2年ほどはコロナ禍で経済的に大変な状況になってしまった…という話ばかりを耳にしています。
もちろん行政書士として、支援金等のお役に立ちそうな情報をお伝えしているのですが、経済的にピンチな時に怖いのはお金がないことではないのです。
本当に怖いのは心まで病むこと
お金がないのも困りますが、一番怖いのは心まで病んでしまうこと。心まで病んでしまうと、営業努力どころか、日常生活にも支障をきたすようになってしまう可能性もあるからです。一方経済的に大変な時期にも、心身のバランスを崩さないで上手に乗り切った人たちもいます。どのように大変な時期を乗り切ったか、数名の方からお聞きした内容を、書いてみたいと思います。
孤立しないこと
経済的にピンチだったり、資金繰りが苦しい時には、その状況をできる限り早く改善したいものです。大変な状況ではありますが、一人で悶々と悩んでしまうならその先に進むことができません。
相談できる人、話を聞いてくれる人はいるでしょうか?
自分の気持ちを打ち明けられる人に話してみるなら、自分自身の思考を整理するのに役立ちます。
心配しすぎない
「何も考えない」「計画を立てない」ということではありません。この先どうすればいいか、いまするべきことは何か、考えて行動することは大切です。しかし、自分ではどうにもできないことは、考えても仕方がありません。
不要なストレスをためないためにも、「もし〇〇になったらどうしよう」という、最悪の事態を考えることはやめましょう。
お金の使い方を見直す
多少の不自由さや不便さがあるかもしれませんが、不必要な出費を減らすことができるでしょうか?もし負債を抱えている場合には、できるだけ早く返済することと、借り入れを増やさないように、できることがないか見直しましょう。
事業をされている場合には、税理士に相談することもおすすめの方法です。
あきらめないこと
生活の状況を改善しようと思い、色々な方法を試しておられると思います。もしうまくいかなくてもあきらめないことが大切です。ものによっては長期戦になるかもしれませんが、あきらめずに生活苦の状況をを改善した方たちは少なくありません。
最後に
今回のお話はいかがでしたか?これは決してきれいごとでもただの精神論でもありません。数十年にわたり事業を経営してきた方々数人にお聞きしたお話です。少しでもお役に立てばうれしく思います。